2011年10月27日☆ 哀悼 北杜夫様

愛読書、兼文章の師、北杜夫さんが亡くなりました。

二十歳前後のことでした、北さんの作品に出合ったのは、当時ちょうど、デカルト、カント、ショーペンハウエルなどの、哲学書にあたっていた頃のことで、カントとショーペンハウエルはなんとかなりましたが、さすがにデカルトは頭にこたえました。

そんな時何か気軽に楽しめる本はないかと、書店で阿川先生のコーナーに立ちより、何気なく手にしたのが北杜夫さんとの対談本でした。そこではあの謹厳実直な阿川先生が、北さんと実に楽しそうに対談しているではないですか。 

その阿川先生の意外な面に付き合ってる北杜夫って誰だっけ、と記憶を巻き戻すと「そうだ、たしか茂吉の息子じゃなかったか? へー」という感想が北さんの作品に出合うきっかけでした。

その後数日してまた書店に立ち寄り購入したのが、文庫本の「どくとるマンボウ青、由香さんが連れ出し、ようやく出て来たのでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

2020年9月5日☆ブックエンドのテーマ

  本当は14日ころ仙台ジャズフェスの事を書く予定だったのですが、伊藤さんから「フミ生きてんのか?」と電話をもらい、心配架け申し訳なかったので、少し早めに始めました。   今年のジャズフェスは映像のみとなったので来年書きます。実はラインをもらったのですが、スマホが調子悪く、返事は...