2020年5月1日☆新型コロナウィルスことなどⅢ(免疫機能の話)


先月お知らせした新型コロナウィルスでは、元ドリフの志村けんさんが3月29日に亡くなられショックでした。『東村山音頭』以来どれだけ楽しませて頂いたか数えきれません。ご冥福をお祈り致します。

 

その新型コロナもなにせデータがなく、手探り状態だった「傾向と対策」も、ほんの少しでは有りますが方向性が見えて来ました。長年、生物学や生命の起源などを研究して来た私的見解を記しておきたいと思います。

 

そんなこんなで今回は「免疫抗体」について記します。「免疫とはなんぞや」と考えさせられたのが、やはり歌中二年に遭遇した、いとこTの父、初男さんが白血病で亡くなった事が動機でした。Tも同じ五学級にいたので覚えている方もいるかも知れません。「白血球」リンパ球こそが自己防護機能「免疫機能」そのものです。

 

突然に自分の父親を失うとは、どうゆう事なんだろうと思いながらも、いくら、いとこでも聞けませんでした。それよりもあんなに元気だったのに半年もせずに亡くなるなんて「白血病」って何だろうと言う疑問でした。いろいろな治療方とか聞かされましたが、とても医学とは思えず、それほど手の施しようも無い恐ろしい病気なんだなと言うのが素朴な思いでした。

 

じつは私もこの学年の二月にA香港型インフルエンザにかかりました。39度の熱が3日間続き関節も痛み眼球を動かすにも痛く、初めてなのでこれがインフルエンザかぁと懲りごりでした。この時、泊の勘二郎さんの水難事故とも重なり、寝ていてもその事情が刻々と伝わりますが、心配するしかなくかつ信じられず悲しかったです。

 

インフルエンザはその後、型の違うと思われるのを二度経験してます。これを機会に抗体検査をする予定です。

 

このころ、抗生物資ペニシリンの発見で不治の病だった結核も、もはや昔語りのひとつぐらいになってました。ただここより三年前が東京オリンピックだったのですが、この明るい話題の前にひとつ当時の青少年の紅涙を誘い、全国民的大反響の大島みち子さんと河野實さんとの恋愛実話『愛と死をめつめて』が大ヒットしてました。

 

このときの大島さんの疾病の原因が免疫不全の骨肉腫だったのです。そして結核の後ちに白血病とこの骨肉腫が当時の不治の病の代表となってました。いまのガンとならぶ悲しくて恐ろしい病気と認識されてました。少年少女マンガ等でも、悲劇のヒロインが若く早逝するスートリーでの定番でした。(今は両病とも克復されつつあり)

 

そして医療的には免疫は「ジェンナーの種痘」で有名ですが、日本でも幕末にオランダ医学を学んだ緒方洪庵などによる「除痘館」で天然痘予防が試されました。これは人為的に抗体を作り獲得する受動的免疫法で、さらに医学的にはもうひとつ生得的に備わっている能動的免疫と言う2つの免疫の概念が有ります。

 

こちらの能動的免疫は最近まで未知の領域があまりにも多い免疫機能です。

 

つまり、免疫の力が万能なら、風邪もガンも事前に防げないのは何故だろうかという疑問です。ただ風邪の場合はある程度抗体の存在が判明しています。そしてガンの場合はずっと最近まで謎でした。しかし、ここで免疫に目を付けその機能を信じ、ひたすらガンの治療薬を研究しノーベル賞に輝いたのが京都大学の本庶佑先生です。

  

すると、改めて免疫学に注目が集まりました。そしてガンのメカニズムも今はある程度判明して来ました。それは、思わぬ免疫の機能の低下にあり、通常では追い付かないほどに※、ガン細胞のDNAがRNAによって複製され続けるという症状でした。そこには患者のガン遺伝体質や日常の生活習慣も免疫力低下に関わっていました。

 

※ T細胞・NK ナチュラルキラー細胞のことです。

 

この度のコロナも免疫があればそう恐くはないのですが、何せ新型です。ほぼ、全員が感染予定者です。そのため能動的免疫では間に合わず、集団免疫とされる人口の約六・七割が感染するか、人工的にワクチンを作り、天然痘などの予防のように、受動的免疫を獲得するしか有りません。

 

幸い、いま罹患しても多少副作用はあるそうですが、アビガンなどの薬があり重篤化が防げる方向とかになってきました。有難いことです。研究先駆者と神に感謝です。すべての方に God Bless You とお祈り致します。 

 

終りに、免疫はとても複雑で一筋縄には行きません、それは何故かと言うと、どの生物の免疫も進化の過程✖現在までの時間と、かつて罹患した疾病の対策(抗体等)がどれだけDNAに刻まれているかで決まり、更にそれらの総和が重なり結果としての個々の生命が発現され、人類はもとより現今の生物全体叢を形作っているからです。

 

例えば私達の体もかつてはウィルスからバクテリアに進化し、さらに細胞内にほかのバクテリアであるミトコンドリアを取り入れて現在に至っているからです。ちなみに人ゲノムの4割はウィルス由来だそうです。それだけ生物の体は相互に関連し合って今に至っているのです。これからも永遠にウィルスと付き合うことになります。

 

いずれ、量子コンピューターや高性能のスパコンである程度分かってくるでしょう。それまでは、これまでに私が東北大学から学術指導を受けながら進めてきた『君香 デオドラント』ワキガ菌の研究で得た、植物の免疫(ポリフェノール)のことなどを交えながら、北杜夫先生的に分かりやすく記しておきたいと思います。

 

ポリフェノールも植物の免疫抗体の1つで私から見れば、植物が独自に獲得した「ファイトケミカル」免疫物資です。主に細胞の抗酸化機能を担う重要な役割を持ち、さらにこれが無いといかなる細胞も日々のメンテナンスが出来なくなります。

 

あと人類の免疫機能を左右する事柄は日頃の衛生環境を整えること、運動・体力の状況や過度な疲労を避けることが大切です。また代謝と循環で免疫抗体の組成もタンパク質なので食物・栄養素も重要です。そして、動物の免疫は植物にあるかどうかは不明な「心」を持つ分※、精神面でのストレスが免疫に影響を与えてます。

 

※ 植物に心があるかどうか、実験が繰り返されている。

  

例えばメンタル面で落ち込んだりすると免疫は下がります。また、嬉しい事があったりして高揚感があるときは免疫はアップします。そして疲労感と意外にも、むしろ何かで緊張がゆるみ「ホッ」とした時に免疫力は下がります。風邪をひくのは大抵、外気温が下るか代謝が下がる時、プラスこの「ホッ」した時に注意が必要です。

 

このとき細胞内に侵入しょうとするウィルスは自分は不審者でないように装い、人の免疫機能を騙し細胞内の鍵をこじ開けようとします。そのとき人間側のマインドは優しくなり、他を受け入れやすい気持ちになってます。ここで受け入れると白血球からの攻撃が無いと判断したウィルスは一気に細胞内で増殖します。

 

◎ この時はまだ(日和見感染の状態)なので、むしろここで怒るのが良い※

 

※意図的に怒っても免疫力がアップします。(お年寄りがクシャミをすると「エーイ チクショウ」と言うのはこの為)で、すでにDNAに刻まれています。怒ると戦闘モードホルモン「アドレナリン」が出るのと同時に、自己防衛機能にスィッチが入り身構えるからです。歌や踊り笑いも健康に良いと言われ免疫力がアップするそうです。

 

すると騙されたと気が付いた免疫機能は背中をゾクゾクッとさせ、熱が逃げないように全身の肌を縮こませ消耗せぬよう安静のため悪寒を感じさせながら一気に40度の熱を出して、ナチュラルキラー細胞がウィルスを攻撃します。これが風邪ひいた時の大まかな顛末です。そして現在自身の免疫機能より他に風邪の特効薬はないです。

 

その為一度ひけば気力も体力も著しく消耗しますので「美味しい物を食べて温かくして寝る」しかないのです。

 

普段からウガイや手洗いのほかに、お互いに自分の免疫力の状態に気を配りましょう。食品なども無理して買いに出向かず、この度サービスを準備している郵映通販の『全国1786自治体・お取り寄せグルメ』を利用し楽しく食事して愉快に過ごしましょう。ここで良質なタンパク質のほかに、新鮮な野菜や果物が有効です※

 

※野菜にはポリフェノール類やシャボン玉の語源のサポニンが含まれ、界面活性効果で菌やウィルスを破壊します。果物のビタミンCも多少殺菌に有効とされてます。そのため動植物が日々行っている細胞のメンテナンスに免疫ポリフェノールが必要なのです。これらを日々、胃や血液の中に満たして置くと風邪の予防になります。

 

それを同時に多く摂取できる食べ物は、サポニンを豊富に含む野菜具沢山の「味噌汁」です。味噌は発酵食品で腸内細菌を整え免疫機能を安定させます。血圧と塩分の懸念には「シーフード野菜」の「ワカメ」とイソフラボンの「豆腐」が機能してくれます。はからずも日本の伝統的な食物が免疫機能に有意な働きをしてました。

 

この辺が長寿の秘訣かも知れません。◎ ちなみに植物由来で風邪に有効な漢方の葛根湯や生姜、またサイカチのハーブ酒にも注目してます。

 

そう言えば白血病で亡くなった初男さんは極端に野菜嫌いで「土の匂いがしてどうしても味噌汁が食べられない」と話してた事がずっと頭の中に有りました。何かメカニズム解明のヒントに成りそうです。

 

そんな訳で当コスモス企画研究所の設立主旨の1つである「医食同源」の研究とも添いWHOの指針でもある

『セルフメディケーション』「自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」を心掛けましょう※  今回は免疫機能から新型コロナや風邪のことを振り返ってみました。以上です。

 

※リモート健康コンサルティング

 

                   コスモス企画 仙台VIO技術研究所  【研究者番号 70631125】三浦二三男

 

 追記:5月2日PM9時/NHK第1 NHKスペシャル 『未解決事件・海外SP大統領JFK暗殺事件米史上最大の闇の核心元CIA高官が初証言国家は何を隠したのか』で、これまで固くなに否定していたオズワルドとCIAの関係を元高官が細密に暴露しました。

 

これでオズワルド単独犯行説は無くなり、2017年に延期が決まり、来年2021年に公開するとした、関連公文書の開示が待たれるところです。 

 

作家:Don・Vito・Fumione

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