2013年3月31日☆ 小説『風に吹かれて』をキンドルにアップのこと

先に予告してました通り『風に吹かれて』を電子書籍のアマゾン・キンドルにアップしましたのでお知らせ致します。 この作品は私の処女作です。最初の作品を世に出すにあたり、どんな作風にするか迷ったのですが、デビューの時期が、公務員をしながらだったので、ちょっぴり遅め、そのため、どんな作品でも自在に書けることをアッピールしたく、あえて恋愛物にしました。 後に私の事をドンカンとボクネンジンの塊まりと思っている初恋の人から「二三男クンが恋愛小説ネーふ~ん」とアキレとカンタンの声が上がりましたが「おっ、まさにその通り、ご明察」と言いたいところですが・・・ 本当の物書き、作家はどんな作品でも書けるのが基本だと思っています。 この物語のモチーフは二つあり、そのひとつが紫式部の『源氏物語』で、もう一つが米国のロバート・ウィーラー・ティラーの『マジソン郡の橋』です。 その成立過程に興味のある方や、平安朝や和歌に興味のある方にもお薦めです。 そして後にハイライトになったのが、作中でこの度の地震と津波が1000年前にもあった(貞観の津波)と書きましたが、作品が出て三年後かに多賀城の発掘調査で、実際に津波の痕跡が発見され、関係者や有識者から、その先見性の高さに賞賛を頂きました。 ぜひ、歌枕や平安時代の京の都や陸奥の情景をこの恋愛物語でご堪能下さい。この度の津波で失われた風景や、古来からあった、東北人や日本人の、雅びで強靭な心情風景を、読者の皆様方にお届け出来ると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

2020年9月5日☆ブックエンドのテーマ

  本当は14日ころ仙台ジャズフェスの事を書く予定だったのですが、伊藤さんから「フミ生きてんのか?」と電話をもらい、心配架け申し訳なかったので、少し早めに始めました。   今年のジャズフェスは映像のみとなったので来年書きます。実はラインをもらったのですが、スマホが調子悪く、返事は...