2013年3月24日☆ キプロスの預金に課税のこと

以前2010年5月10日にECB、欧州中央銀行がギリシャの財政に干渉するだろうと述べましたが、そのギリシャがなんとか一時凌ぎしたかと思ったら、今度はキプロスの国家財政がユーロから介入を受け、銀行預金に課税を求められるそうです。 かつて日本も昭和21年に、財政難とインフレを克服するため、新たな財産税を導入し、さらに新しい通貨を発行し、一度、旧通貨体制をご破産にして、財政の新規巻き直しを計るため、一時、預金封鎖を行い新円に切り替えた歴史があります。それによって旧通貨の価値を大幅に下げ、戦後の大インフレを乗り切りました。 キプロスも放って置けば、ユーロを離脱して独自通貨を発行するしかないので、新円切り替えと同じ道を歩む事になります。 したがって、政府にお金が無い時は「お金をジャンジャンいっぱい刷れば良い」と言う話は成り立たないのだと、お解り頂けたと思います。 本年1月1日の年頭所感で述べた「多く持っているお金持が困る」とはこのような事です。

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