2019年9月8日☆ 阿部監督応援団「寅さんの奥の細道」のこと

本日は阿部監督を囲む初秋のつどいがありました。また、例年のようにジャズフェスともかぶり、なにか、津田団長はジャズフェスに、タイマンを張らなければならないものを持っているようです(笑) そしてここ数年津田さんが連戦連勝中のようです。 そして今回のハイライトはこの12月27日に封切られる松竹の映画『男はつらいよ 50 お帰り寅さん』のプロモーションビデオの素晴らしさでした。 前回も紹介しましたが、この作品のプロモーションには、山田監督の何時になく熱い思い入れがあります。それら20巻のプロモーションビデオを、前回に続き#13から#20までの各8巻を上映して、監督のレクチャーとなりました。 これで前回と併せて全巻を観たわけですが、今回伝えたいのがそのクオリティーの高さと、映画史に残るであろうとの思いです。本編の50本にも及ぶ作品群はもとより、この丁寧な解説ビデオを作ることにより、山田監督と阿部監督は自分達が生み育た子供を見事「立派な成人」に育て上げたと言うことです。 東宝系などでも時々、黒澤監督の特集本を出したりしますが、やはり映像にはかないません「いいものを作ったなぁ」と神に感謝しながら鑑賞をしてきました。 そして監督とは、このプロモーションを台湾や香港にも向けて発信すると、やがてそのファンがインバウンド観光に繋がり、寅さんの舞台やロケ地巡り・聖地巡礼で地方創生や、クールジャパンに役立つことを確認してきました。名付て「寅さんの奥の細道」です。 わたしも当郵映放送で積極的に宣伝したいと話してきました。作品はロングセラーで永久保存版になります。 途中、瀬成田先生から挨拶を頼まれたので、前回約束したアニー・ブゼルの原作原稿が終盤に入り、今年の年末までには、アマゾン・キンドルで出版する予定と、話してきました。小説:『聖なる影 アニー・ブゼル』です。よろしくお願いします。 また、今回も瀬名秀明さんが出席してくれて、前回秘密だった新作を公表してくれました。タイトルは『ブラックジャク』だそうです。ジャンケン抽選で一冊だけでしたが、監督の一高仲間の方が本にサインをしてもらいゲットしました。こちらの作品もよろしくお願いします。
で、ジャズフェスも津田さんに負けじと、益々リキが入って来年が三十周年だそうです。早いものです。幸い天候にも恵まれ、遠来のお客様には面目が立ちました。 ただ、台風の影響で湿度が高いので、太鼓は音出しに苦労したようですが、ホーン系は音がよく響ていました。 あと、三十周年を前に感じたことは、各企業などが積極的、かつ商業ベース的に関わり始めて来たことです。この勢いで、プロを目指すプレイヤーにプラスになることを願うばかりです。 また、聴衆のレベルも上がり、プレイヤーのクオリティー云々も、昔からですが散見され悩ましいところです。 なんせ、第三回目かに愛子の民謡歌手、庄司さんがTBCの協賛で出演して賑わしたイベントです。そのへんの堅いことを言われると私も返す言葉もありません。 まぁ、「暖かい目で、かつ芸事ですから厳しく見守ってください」と言うところです。私はただ音を楽しんでいる感じです、今思えば三十年前に天より「これから更に大スランプの時が訪れるから、この音楽を聴いて慰みにしなさい」と言われた思いでした。それ以来こんなにも慰めて頂き、天と関係各位に感謝してる次第です。 もともと、ジャズはジャム「潰す」で日々理不尽な扱いを受け、毎日、心が潰れる思いをして生きていたニューオリンズの黒人が、たまたま手に入れたトランペットで、楽譜は読めないが、ムシャ クシャした憂さ晴らしにと、正調を潰して即興で吹いたのが始まりです。 だから好きな人は同じような心境の持ち主かも知れないし、嫌いな人にはそれなりに、音の乱れた耳障りなものとしか聞こえません。つまり、ゆるく言えば、その人の経験や遺伝的型質が好みに表れます。私としては、まずは「音楽」で本来的に無限かつ豊かな「音の世界を楽しむ」の趣旨を優先しているところで

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