2018年9月10日☆ 阿部監督応援団の集まりこと

昨日はこの夏の阿部監督応援団の集まりがあり盛り上がって来ました。 また、恒例のジャズフェスもあり盛況だったようですが、つれない雨で各地から来仙して頂いた方々に、多少申し訳ない気分です。 八月の七夕様もこんな感じでヤレヤレでした。さらに、この前の大阪高槻木市の地震、その後の関空の水害や北海道の地震と、立て続けの悲しいことばかりで、お見舞い申し上げます。 日本全国、どこで何が起こるか分からないという状況です。まさに小さなノアの方舟状態です。お互い、さらに気をつけましょう。 そんな中、阿部監督から近況の報告もあり、皆んな興味深々です。特に先日松竹が発表した寅さんの『男はつらいよ』の五十作目の制作と監督の係わり具合などの質問がハイライトでした。 もとより企業秘密のことですから監督の口は極めて固く、皆んな「諦めるしかないかなぁ」と思ってると、司会のセニョリータ先生が「それでは1/5でいいから」と粘り、さらに誰かが小さな声で「だれにも言わないから」(笑)と呟くと、ようやく内容の1/500を話してくれました。さすが、一高仲間です。
さらに前回話題になった『殿の利息でござる』に続くものとして、皆んなの関心を引いた作品の進行具合も話され、すこし前に進んだ感じでした。すると早速、白木さんや演劇関係者の売り込みも激しくなり盛り上りました。そして白木さんの役はアニー・ブゼル先生と勝手にその場で即決とあいなりました(笑) アニー・ブゼルという人は現在の「尚絅学院」の創立関係者で初代の校長です。26才でアメリカから女性宣教師として仙台に派遣され、かつての「尚絅女学院」を発展させました。その間、旧制二高生だった古川出身の吉野作造や富谷出身の内ケ崎作三郎、気仙沼の小山東助にキリスト教を伝授して、後の大正デモクラシーの礎を築かせました。同じころ土井晩翠も二高生で吉野と交流がありました。 あと同じく中学から一緒だった真山青果も在校していました。 作品はこれらの青春群像に焦点をあて物語化しょうとするものだそうです。しかし、当事の時代背景・キリスト教・聖書・讃美歌・旧制高校の雰囲気等と、普通には馴染みの薄い面もあり、私も脚本とプロモーションの面で多少係わりそうです。(原作・小説)も書きます。 ◎そして最大級のハイライトはなんと監督の手で、かつて社内にあった脚本家講座を再開するとのニュースです。以前から松竹には「城戸賞」という脚本家養成部門があったそうですが、国内の映画状況で小休止状態だったようです。それを監督の先見の明で再構築したようです。 きっかけはアメリカの「ブラックリスト」にインスパイアを受けたようで、今後の映像クリエーターやユーチューバーのたまり場、集合場所となり東宝や東映も、追随する事になるでしょう。 私も「これからはアマゾンビデオや、ネットフリックスの登場で、撮った映画やドラマがこれ迄と違い、決してお蔵入りになる事はないのだから」と意気投合して参りました。監督、流石です。 ちなみに今回の松竹の脚本家講座の応募件数は300点を越えたそうです。どうぞ志しの有る方は益々奮って挑戦してください。日本映画・クールジャパンの盛行ということで大いに期待しております。 ◎街起と冬場の仙台の観光振興でムービー賞ならぬブービー賞や、イグ・アカデミー賞の開催もいいですね(笑)

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