2010年5月23日☆ 北の惨状「人権安保理」の発想
韓国の哨戒艦の沈没の原因も北の仕業と固まるようですが、それにしてもやり切れないのは、一向に進まない拉致問題の解決と北朝鮮の住民の困難な生活です。
人類はそのコミニティーの中にどうしてもリーダーが必要です。その原理は何のことはない、生物学的に言って子育てをするようDNAに書いてあるからです。
つまり、子育ての期間中に家族を父親が他の集団、外敵から守るのが原型です。
でも、時々ある集団は群れのリーダーにふさわしく無い者を持つことがあるのです。これがその集団、コミニティー、職場の災難となります。
北朝鮮は今その最たる悪環境の渦中にあります。近代史で迷惑だった指導者はヒトラー スターリン 東條英機などが常に上げられます。
人類史の中でもっともその事に敏感だったの中国人です。彼らは社会が飢餓や災難で被害を被ると、その指導者の人間性とその人の持って生まれた姓名「運」に問題有りと考え、指導者の姓名を変えようとします。
これを易によって換えようとするのが、(易姓改革 易姓革命)でこれが発展したのが姓名判断、占いです。
しかし、これはほとんどスピチアルなものですから、当るも八卦、当らざるも八卦で、おまけに新任の皇帝もいずれ勝手放題、統治能力が問題となります。そのため、人民は政府よりも個人対個人の信用がものを言う、人治社会となるのです。
そしてそれが高じてどうにもならくなると、ある強力な人物が現れ、暴動、反乱、革命となるのです。
それを北朝鮮は20世紀になって社会主義革命で実行しました。しかし、近代革命は主に封建主義打倒にありました。たしかに北朝鮮革命は第1代は封建社会から解放したように装いましたが・・・
しかし、2代、3代と世襲して、また、封建社会に戻してしまいました。
ここで、封建社会とは何かというと、それは、天帝もしくは皇帝から領地と権力基盤を与えられ、それを世襲すると言う政治形態のことです。
そのため北朝鮮はせっせと、宗主国「中国」に、ご機嫌伺いに行かざるを得ないのです。中国は社会主義を標榜してますが、周辺国の安泰のためなら、多少厄介者の北朝鮮でも歴史的に面倒を見ざるを得ないのです。
ただし、「世襲だけは絶対にまかりならん、それでは封建社会ではないか、馬鹿者」と思って忠告しているのですが・・・
北の馬鹿旦那、いや、もとい、北の元、若旦那は政権交代したら、「ワシはチャウチゥスクになってまうニダ」と言って権力を手放そうとしないのです。
こうして、20世紀から100年以上続く朝鮮の悲劇は21世紀にも引き継いでしまいました。
かつて、日本もアジアの安定という大義名分で、彼の国にテコ入れしょうとしましたが、途中から、帝国主義という熱病におかされた軍部指導者によって、一部居直り強盗みたいな印象を与えてしまいました。
その失敗から戦後彼の国から、距離を置てたのですが、拉致問題などでさらに関係が悪化してしまいました。とても残念です。
私の予想として、次にまた、権力基盤が変わるのは、戦争か反革命かと思います。
もし、それに代わる人類的叡智とは何かと思い巡らせば、現人類の発展段階からいえば、国連の安保理と同じレベルで「人権安保理」という観点で、人権的に余りにも問題ありとされる国家的指導者に対し強制査察、国際人権裁判が必要と思われる。
かつてのユダヤ人虐殺、カンボジヤの虐殺、北朝鮮収容所ではなにが起きてるか分からない。ここでは自然災害や戦争で死んだ数より多い人命が奪われているかもしれない。
もはや、これは事前に見過ごしの出来ない人的災害と思われる。
以上 「人権的安保理事会と言う考え方」でした。
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