2010年5月14日☆ 映画『グリーンゾーン』のこと

ハリウッド映画「グリーンゾーン」が今日から公開されます。この映画はアメリカがイラク戦争の口実にしたかった、イラクの大量破壊兵器とやらの存在を明らかにして、開戦の大義名分を構築することに失敗した事件がテーマです。 結論から先に言いますと、実はこのとき、その大量破壊兵器とやらは存在しなかったんですが、メンツ丸つぶれのCIAと軍の諜報機関が、涙ぐましくも、有りもしない捜索劇を延々と演じる事になるのです。 この話は2008年に「カーブボール」という本になって、公表されたのですが、日本のマスコミなどは、大量破壊兵器はあるものとして、ニュース報道をし続けたので、引っ込みがつかなくなり、「アメリカの野球の本か?」などと揶揄して、うやむやにしました。 そのため、大方の人はこの真実を知らないのです。 それをこのたびハリウッドが「恰好のテーマ」と、マット ディーモン主演で映画にしたのです。ちなみ、「カーブボール」とはCIAのエイジェント名です。 内容はブッシュ元大統領も頭を抱える、ドジな話なんですが、そこはアメリカ、「ドジはドジなりに」カッコイイ、マット ディーモンを使い、ドジを感じさせないようにアクション物に描いていると思います。ジャンジャン。

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