2019年6月18日☆ 梅雨のことなど
今年の梅雨は例年と違い空梅雨のようですね。じつは梅雨が大の苦手で、毎年「何とかならんもんかなぁ」と嘆きつつ過ごしています。 梅雨の一番の思い出はやはり歌中のころなんですが、朝、雨とわかるとそれはそれは憂鬱なものでした。なんせ、雨の中4kmの道のりを自転車で行くわけですからね。
みんな条件は同じですが、結構、悲惨な思い出もあるのです(笑う) 一年生の時、ある日、とてもひどい雨で、今朝は自転車ではとても無理となり、バス停に行くと馬場の猛者連が五六人待ってました。すると知り合いの工事用のダンプカーが通り、乗せてくれるというのです、バスは半端無く混むので大喜びで、雨も一時小降りになってきたので天蓋もない荷台に乗りました。
すると、ひとつ先輩で、かつ私の「グローバル理論」のモデルのカツロウ君が、やおら傘を広げだしたのです。私は「おいおい、先輩それはないぜよ、目に危ないでしょうが」と注意したんですが、あのカツロウ兄ニィです。聞くわけないです(笑)
ダンプが中山のバス停のT字路を左に曲がったあたりからスピードを出して、さらに誰かが「怪傑ハリマオ」を歌いだし、風雨のなか賑やかなもんです。ところが中西のカーブの所で対向車をかわそうと左に寄りすぎ、さらに急ブレーキを掛け停止したので同時に車が路肩から転がり、2m下に落ちて全員水田に投げ出されました。
幸い私はタイヤがズズッと鳴り、ブレーキ共に車体がグラッと左に傾き一瞬ワッと「暗くなったな」と思ったらなぜか土手の草むらに転がされて一人だけ無事でした。まるでダンプが横倒しに転がりながら荷物を下ろした感じでした。そして被害状況は鞄にすこし泥がついて教科書の一部が濡れていました。ただし皆は泥だらけです。
私がこのまま学校に行くというと「お前だけー」みたいな、雰囲気もありましたが・・・ほかの人はそのまま登校を断念しました。
それでも、這う這うの体で教室にたどり着くと、すでに朝のホームルームは始まっており、大森先生に遅れた理由を話さなければなりません。しかし、その時わたしは少し興奮してたようで「遅刻したため遅れました」と言うと先生は一瞬私の顔を見て、ただ「うん」と言っただけで何も訊かないのです。
反面、わたしは経緯をきちんと説明出来なかったのに、「あれっ」と思いました。
それで、叱られなかったのが不思議でしょうがありませんでしたが、あとで聞くとすでに事故の顛末は学校に連絡が行ってたとの事でした。それにしても「チコクシタタメオクレマシタ」は自分ながら相当の謎言で当時から作家しての片鱗があったようです。また、それを聞いて「うん」としか言わない大森先生も超大物でしたね(笑)
この頃に流行ってた歌は3月には三沢あけみが来て、誰かさんの十八番の笹みどりの歌謡ショーが、同じく屋体であったのは三年生の秋でした。また、ビートルズが初来日したのもこの年の梅雨時でした。そしてタイガースのモナリザの微笑が次の年の梅雨時です。
話しは変わり16日に所用があり上京しました。写真は先日トランプ大統領が訪れた皇居前広場です。宿が竹橋なので、桜田門をくぐり半蔵門線に至るために広場を横切りました。途中ベンチで一休みすると梅雨なのに青空と雲の白さがコントラストしていたのでパチリといきました。
多くのジョギング者が行き交います。ベンチから二重橋前、竹橋方面をみると三十年ほど前は一番高層だった旧東京海上の赤レンガ風のビルはすでに、他に追越され中高層という感じで時代を感じました。当時は皇居前のビルはここが一番高く、皇居内が丸見えで、昭和天皇の日常が覗かれて、失礼ではないかとか問題になりました。
そしてこの間トランプ大統領も宿った皇居前のパレスホテルもリニューアルと増築して綺麗になってました。そして自分もやがて「ここを定宿にしたいなぁ」と思いました。竹橋は同じアジア系の人が多くなり落ち着かなくなったからです。これも時代の流れか? 最近、近隣国の振る舞いを見ると福沢諭吉の『脱亜論』の気分ですね。
市ヶ谷から新宿に出て、久しぶりに小海線に乗り佐久平を経て、チープな信州半周をして帰ってきました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2020年9月5日☆ブックエンドのテーマ
本当は14日ころ仙台ジャズフェスの事を書く予定だったのですが、伊藤さんから「フミ生きてんのか?」と電話をもらい、心配架け申し訳なかったので、少し早めに始めました。 今年のジャズフェスは映像のみとなったので来年書きます。実はラインをもらったのですが、スマホが調子悪く、返事は...

-
明けましておめでとう御座います。 皆さまにとりまして本年はどのような年になるのでしょうか。健やかな一年でありますようお祈り致します。 さらに国内的にはオリンビックイャーでもあります。何かと華やかな年になりそうです。 さて、年末の慌ただしい中、新作『お帰り寅さん』を...
-
昨年の12月8日頃中国で(初出11月17日湖北省)、新型インフルエンザが出始めたという一報が伝わった時から、例年の事ながら「あ~この冬バージョンも始まったなぁ」と思い警戒していました。 昨年の12月8日頃に中国で(初出は11月17日湖北省・55歳住民)、新型インフルエンザが出始...
-
このたび、歌手で当郵映放送でも若手敏腕プロデュサーして期待されている宗久真紀さんが企画する「第二回多賀城市民の歌謡祭」が今月23日に多賀城市文化センターで開催されます。 昨年の熱気を引継ぎ本年も開催の運びとなりました。これはまさに 多賀城市民の文化への 関...
0 件のコメント:
コメントを投稿