2019年11月23日☆ 日常雑記など

なんやかやと仕事に追われて、集中してましたら11月も後半です。 本来であれば22日がケネディ暗殺の日なので、なにかしら報告しなければならんのですが、いま別の仕事も入り面目ないところです。 以前、こう言う時の井上ひさしさんの弁明の仕方はやはり天才的かつ芸術的でしたね。北杜夫さんとも交流がありましたが、北さんは絶対に締切前に出すのが習慣となってましたが、井上さんはなにせ号が「遅筆堂」※ですから、編集者も泣かされ手に負えませんでした。原稿催促の電話に「死んでお詫びします」なんて言うんですから(笑) ※ 井上さんが「遅筆堂」と名乗ったので私は「早筆堂」ソクヒツ堂(スグニカキアゲルドウ)にしました。 また、社会的なニュースでは某国で、ジ・ソミヤか、ザ・富谷か、とかで世間をお騒がせしましたが、結局、全部ガセネタでしたね。一番の恩恵者は日本のユーチューバーさん方のようでしたね。 情報の分析力とかの高さもユーチューバーの方が圧倒的に優れていて、日本のジャーナリズムや評論界はどうしたんでしょう、それとも何かバイアスでも掛かってるんでしょうか? その辺の大根役者よりも当たりませんでしたね。 ついでに「大根役者」の語源は、大根は元々水分が多く味は有りませんが、煮付けなどにするとその分出汁を吸い込んでくれて、けっこう重宝するし、あと多少作り置きして古くなり傷んだ物を食べてもお腹を壊さない、食痛りしないんだそうです。 そこで、いくら興業を打っても流行らない(当たらない役者)を大根役者と呼んだんだそうです。歌舞伎界から来てます(笑) するとこれからは「大根記者」や「大根記事」ってのも有りそうですね。 あと、昨年のちょうど今頃11月16日のこのコーナーに書いた、石巻のサン・ファン・バウティスタ号の今後のことですが、本日の朝日新聞に「なんらかの形で保存したい」と伊達総家18代「伊達泰宗」さんが立ち上がってくださいましたので報告します「さすがだなぁ」と、ひと安心しました。私も出来るかぎり応援します。 もったいないので、解体しても燃やしたりしないで、計画が整うまで一時保管したらどうでしょう。また、台車かコロをつけて五月の青葉祭りに山車として祇園山笠のように引くのです。(大き過ぎますが)(笑う)きっと政宗公も「ホホー わしよりスケールの大きい伊達な発想じゃな」と言ってくれるでしょう。よろしくです。
終わりに、ケネディ大統領暗殺の中間報告で今回分の資料が整いましたので、ご紹介です。少し長くなります。 残念ながら2017年に前倒しを予定をしていた「2039年公開予定」の米国公文書館の資料は世界中から注目されたにもかかわらず、その年にトランプ大統領の「まだ問題がありそうなので2021年まで延期しょう」となり途中で沙汰やみになりました。 ところがエンターテインメント界ではこのチャンスを見のがすはずもなく、注目の新作がNETFLIXで発表されました。以下プロモーションの引用です。読めばどこかデジャヴュー感もあるはずです。まずはお読みください。 兄は大統領、弟は司法長官として権力の頂点を極めたケネディ兄弟の相次ぐ暗殺。絶大な人気の裏で黒いうわさの絶えなかった労組委員長フッファの失踪・・・・・・。自由と平等を愛する国、チャンスの国アメリカの歴史の裏に潜む、もうひとつの真実とは。 イタリアのシチリア島にルーツを持つ犯罪組織、マフィアがアメリカ合衆国に根を下ろしたのは19世紀末から20世紀初頭といわれる。1920年代の禁酒法下、密輸酒ビジネスで巨大な利益を上げた彼ら「ファミリー」は急速に勢力を拡大し、50年代にはキューバの首都ハバナにラスベガスと肩を並べる一大カジノリゾートを形成するに至る。 59年そんな彼らに悪夢が襲った。カストロによるキューバ革命だ。共産主義政権の樹立は、マフィアの巨大な資金源が奪われることを意味する。到底見逃せない彼らは翌年のアメリカ大統領選で民主党のジョン・F・ケネディの訴える対キューバ強硬策を好意的に受け取り、陰で支援したといわれる。 しかし、当選後のJFKは、亡命キューバ人グループによる祖国への侵攻を支援するはずだったピックズ湾事件で空軍の投入をためらい、作戦を失敗に終わらせる。やがて、キューバは完全に共産主義体制に組み入れられることとなり、マフィアが大いに失望したであろうことは想像に難くない。 第二次大戦後、アメリカでは労働運動が大きな広がりを見せ、大規模なストライキが頻発すりるようになっていた。そのなかで頭角を現したのがジミー・フッファだ。全米の物流を左右するトラック運転手組合のトップに立った彼は、敵対勢力排除にマフィアの力を借りる見返りに、組合の年金資金をマフィアビジネスに融資するなど、黒い交際を深めていった。 そんな彼の前にJFKの実弟である。ロバート・ケネディが立ちはだかる。組織犯罪の撲滅に闘志を燃やす若き司法長官は、ホッファの違法行為とマフィアの癒着を次々に暴き出し、ついに彼を刑務所に送る。だがロバートの強硬なやり方は多くの敵を作り、それがケネディ兄弟の命を縮めることにつながったとする見方も根強い。 収監から4年後。ホッファは組合委員長を辞任することを条件に、ニクソン大統領による特赦で刑期を半分以上残して出所。ホッファは大統領選でニクソンを支援し、選挙資金を組合が出すよう刑務所内から手配していたとされる。失った権力に固執するホッファは、委員長の座に返り咲くためにその後も精力的に動くが、75年のある日、こつぜんと姿を消す。 いまだその行方は知れず、殺害されたかどうかも定かではない。ただひとつ確かなことは、ホッファが舞台を去った後も後任の委員長からマフィアへの資金の流れは続いており、すでにホッファは完全に用済みだったということだ。(引用終わり) ※ニュージャージー州のフットボール球場 ジャイアンツ スタジアムに埋められたと噂されFBIが掘り起こそうとした事もあった。 いかがでしょう、私の『J・F・K ダブル スティツ』をお読みになった事がある方には、なじみの文章ではないでしょうか。そしてケネディ暗殺の真相は先に拙書を読んで下さった皆さまのほうがその証人になって頂けるものと思います。 実はこれは11月27日にネットフリックスが全世界同時配信の新作『THE IRISHMAN DAILY』を朝日新聞に出稿した宣伝コピーの一部を転載したものです。ただし、ここまでの内容ではケネディ暗殺の全貌は五合目です。さらなる真相をご理解頂くため、この次回作は私の作品をシリーズ化するのがベターです。 ネットフリックスさん、続きは「J・F・K ダブル スティツ」で制作してください。 最後に、これで「早筆堂」の面目が立ちました。以上です。これからもよろしくお願いします。

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