2017年12月25日☆ 歳の瀬を迎えて
今年もクリスマスまで来てしまいました。もうすぐお正月でお互い気ぜわしい季節になりました。
そんな中、今月あったこと、心にのこったことをメモ的に載せて行きたいと思います。
そのハイライト(1)は阿部勉応援団の忘年会が12月10日に「 せんだい演劇工房10-BOX 」でありました。
趣旨は団員であり、仙台市文化事業団の学芸員をしている大沼さんが「 10ーBOX 」で、演劇のワークショップを開催し、その講師に阿部監督が二日間招かれ、その打ち上げに私達も「大望年会」(団長のシャレ)がてら参加したものでした。
今回も主賓である演劇関係者、舞台関係者の方々との真摯で楽しい交流をさせて頂き、さらに大いに盛り上がりとても愉快なひとときを過ごして参りました。冒頭に太宰先生に会うと「三浦さん この間のガーファンクルの時、二つ後ろの席に居ましたよ」と言われ「エエッー ほんとう〜に オーマイガー」となりました。二人でS&Gの話しに夢中になり、改めて同好の士は「良いもんだなぁ」と感じてきました。
あと監督に山田監督が小津監督の手法をどう意識していたのか? 取材調にリアリーに尋ねてみました。すると案外、巷間に伝わってるのと、ニュアンスが若干ちがい太宰先生、大沼さんとで「へぇー」となりました。貴重なお話ありがとうございました。
小説は小説、映画は映画と、それぞれですが監督の、その手法の違いにいつも、興味があります。
(2)は今年大ブレイクした荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」のことです。平野ノラさんと登美丘高校のおかげでリバイバルの大流行となりました。時はバブルに差し掛かってた頃と思います。テレビでタモリさんが「ワンレン ボディコン マブイ ギャル」をはやらせていました。
いつもように一番町を歩いていると、フォーラス前の永楽園(当時)の隣のビルの角で待ち合わせなのか、ニットのミニボディーコンシャスでワンレングスの女性を見かけて「おーこれか〜」と思いました。仙台で初お目見えです。そこから爆発的大ブームが続くのです。
当時はディスコミュージックが流行りで国分町では「グリーンハウス」などが全盛でした。そして曲はユーロ・ビートです。この時気に入ってたのがドイツ語に聞こえた『Eat You Up』でした。そしたら、ある時、休日に丸善に行くと入り口の所でCDの販売があり、偶然、荻野目さんバージョンを見つけシングル版だったので気軽に買いました。
そしてドライブなどで車中で聴くと、そのメロディと日本語の歌詞が驚くほど完璧なのです。内容は踊りに来た少女が男性に求愛するストリーなのですが、詞の構成が1番〜3番まで若者向きに実に良く出来た物語に仕上がっているのです。イヤー驚きました。そしてクオリティーが高ので自分の『Don・Vito青春記』に載せたのです。
すると今度は、この曲が愛知や岐阜さらに東京でも盆踊りで使われ出したとのことでした。しかし私にすれば「むべなるかな」なのです。実は日本の盆踊りの起源・ルーツは先住アイヌの方々の伝統行事だったのです。
彼らは夏の終わりに男性が丸太をくり貫きお盆を作り、男女が輪になって踊りながら好きな相手が近付いたら、そのお盆を投げ渡すのだそうです。そして女性もOKならそのお盆を受け取り求愛が成立し二人は暗闇に消えるのだそうです。
この風習は明治期まであったようで、渋民村で教師をしていた啄木が良くない風習なので禁止したといってます。まっ、それはさて置きシャイな日本人には珍しい求愛ダンスが盆踊りの発祥起源のようで、今回のダンシング・ヒーローのリバイバルヒットには少し感慨深いものがありました。
日本人の盆踊り好きも「おわらの風盆」なども同じルーツなのでしょうか?と不明ですが以前から思っていました。以上、長くなってしまいました。しかし、盆踊りの楽しさは普遍ですので今後も末永く続くことを祈っております。そして日本の少子化に何らかの恩恵があれば良いのではないでしょうか「愛こそすべて」聖書です。
◎ 愛がなければ子供が生まれて来ません。
(3)は12月2日に亡くなったはしだのりひこさんのことです。闘病中だったそうですが、まだ早すぎです。北山修さんは、のりちゃんから「人生の意味は自分で作り出さなければならない」ことを学んだそうです。
わたしとしては端田さんは「おわらの風盆」となってしまいましたが、「帰って来たヨッパライ」でもいいから、また楽しませてくれないかなぁと言うところです。ちなにみ、中退だそうですが、同志社の神学部だったそうです。合掌
おわりに「風」は当時、隣の席の渡辺君が歌ってたのを良く覚えています。それでは皆さまよいお歳を。です。
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