2015年9月26日☆ 歌津ジォパークのこと
三日前でしたが、23日の河北新報に歌津の2億5千万年前の地層から「囊頭類の化石」と載っていました。国内初で、またまた学術上や観光上で「歌津が輝く」発見が有りました。
私の「脇香菌抗生物質類の発見」以来の快挙で神に感謝です。
そもそも地層に興味を持ったのは、あの開口のお陰でした。真冬も真夏も夜中の3時半に起こされ、あわびやワカメを獲りに行くのです。小学三年から兄が獲師で、私が櫂押しで舵取りです。
三陸でも最も波の荒い馬場の海です。それでも凪の時は眠気を催すほどになりました。そんな時は櫂を押しながら、陸側の黒く峨峨とそびえるリアス式海岸の風景を海上から眺め、あの地層の成り立ちの事を考えていました。
リアス式海岸の事は小学の教科書に載ってますので、概要は知っていました。それを直に毎日見ている訳です。そんななか、中学1年の科学の授業で大森先生が「あの黒く固い粘板岩は地球上でとても古くて、世界の学者も注目で学術上重要なのだ」と教えてくれました。
今回、その歌中の教室の窓越しに私達が朝夕眺めた伊里前湾から「囊頭類」の化石が発見されました。
「囊頭類」というのは頭が袋状になっている小さな虫で、現代でいうミジンコを大きくしたような生物です。オキアミに近い類なのかどうか・・・?ですが、きっと当時の歌津魚竜などの食物連鎖で餌となり、多様で豊かな三陸の海の生態系を構成していたものと思われます。これからも益々新種の発見なども続くはずです。
◎ここで「小結論」として、当時の歌津はパンゲア中でユーラシア大陸の一部でしたが、中緯度からあまり遠く外れなったので、温暖な気候が長期間にわたって続いた事により、多様な古生物が繁殖する事が出来て、後に化石となり残りました。
これが私の長い間の研究から得た結論です。(必ず試験に出ます)(笑)
(この説は私のオリジナルです。多くの方に支持されることを願っております)
かさねてのハイライトは「数億年前に地球上の大陸が四方八方に移動した」という壮大なスケールの物語の名残が、あの歌津の地層郡だった事です。現地に立って詳しく観察すると「大陸創生過程の雄大な太古のドラマ」に引き込まれます。
「古えが有って今が有る」きっと現代の地方創生の物語につながるものと思います。
テーマは書き始めると延々とエンドレスになってしまうので、地層や化石、恐竜などが好きで興味のある方は、ぜひ、歌津をフィールドワークに訪れて下さい。今から始めてもここは古生物学のメッカでありフロンテァなので、将来的に大学者になれる事を請負います(笑)
やはり歌津は「日はまた昇る・ネバーギブアップ」のフロンティア スピリッツ「開拓者魂」が似合う所だとつくずく思います。
いずれ、ここはジオパークの中心地なので、世界中から研究者が集える施設なども整えられたらと思います。
それには化石研究家や地層女子「地女子」なども現れてくれると嬉しい次第です。長くなりますので、ひとまず一旦ここで・了とさせて頂きます。
ネットのカリスマDon・Vito・Fumioneがお送りしました。 ナョナルジオグラフィックス
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