2016年12月1日☆ カストロ議長のこと
わたしが書いた小説『 J・F・K ダブル スティツ』の中でキューバでの対決者として登場する、カストロ前議長が亡くなりました。11月26日のことです。
ちょうど今、イタリー系で次期大統領として準備中のドナルド・トランプ氏が、口を極めて亡きカストロ前議長のことを罵っています。
その大きな理由には約50年ほど前に、彼らイタリー系組織人達がキューバで行った投資や事業で被った、大トラブルと大損失の怨念があるからです。
当時、組織はキューバでのビジネス、カジノや観光産業の利権を保持するために、バチスタ政権に年間300万ドル(当時の円換算)で約10億円以上のワイロを贈って政権維持に協力していました。
そのことは映画「ザ・ゴッドファーザー パートⅡ」でマイケル・コルレオーネが、キューバ革命に遭遇して命かながら脱出する場面として、コッポラ監督が描いてます。◎モー・グリーン=バグジー・シーゲル
このキューバ関連の場面を拙書では「ケネディ大統領暗殺事件の真迫の部分」として、第六章「キューバの乱」から始まり第九章の「キューバでの失敗」まで、四部の章に渡り、克明に詳述して、核心に迫っています。ここの部分が解ると大統領暗殺事件の真意が理解出来ます。
ぜひ、一度お読み頂くと光栄に存じます。
最後に来年2017年10月26日にはケネディ暗殺関連文書をプレ開示する予定です。本来は2039年まで封印する予定でしたが、多くの大統領暗殺に関心を持っている米国民の声に応える形です。
ただ、大統領がイタリー系共和党のトランプ氏では、どんなもんでしょう。そう言えば大統領選の最終盤、民主党のヒラリー候補に、FBIが当選妨害か?とも思われるような動きもありました。暗殺事件では共和党もCIAもさらにはFBIも共にスネに傷を持ってます。
公表される公文書の多くは黒く墨塗りされた物になると思われますが、民主主義国らしく公正な文書開示を望むところです。そして、天の許しを得て関係者の和解が進むことをお祈りします。
◎このキューバ事件での確執がやがてロッキード事件やウォターゲート事件につながる事になります。追々ドラマ化・映画化に向けてレポートして行きましょう。乞うご期待です。 参考『田中角栄・野武士時代』
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