本日の河北新報、夕刊に津波被災物の処理の遅れと、受け入れ自治体の腰の重さについて載っていました。ちょうど昨日、私達の復興と海洋博を推進する会でもこの話題が取り上げられ、他の自治体にお願いするだけでなく、自らも積極的に被災物資の解消に関わるべきであると結論されました。
幸い私達の復興に対するあつい思いを御理解頂いているメーカーさんから、試してみたい革新的テクノロジーがあり、それを導入してはどうかと御提案がありました。
ご案内によりますと、この設備は廃棄物を高温で熱処理し、残った炭素を高純度のナノカーボンの原料にすることがで出来るのだそうです。また、その中間物として、高圧の発電も可能とのこと、ぜひ実用試験プラントの導入の検討をして頂く事になりました。
先日、偶然、東京大学出の女性の友人から、この被災物の他自治体への搬送処理の問題に対するコメントを求められ、次にようにお応えしたばかりでした。
「一般家庭ごみでも、いずこでも、いろいろある中、このたびは、大量の被災物でご迷惑をかけています。
すこし、事象を拡大して例えてみると、自分の背中は自分では掻きにくく、床屋さんもお願いするし、結婚式も親がかりだったりします。また、自分の葬式も自分では出せません。
エテシテ、残された者や、式を執り行う者は不満たらたらだったりするのは良くあります。
このたびは甘んじて批難、悪口は「まさにそのとうり」と受けるしかありません。
まだ、生きていますが・・・
よろしくお願いします」と御返事しました。
しかし、上文のようのにただよそ様にお願いするのは、生ある者として忍びないので、自力で処理出来る物は多少なりとも、自らその解消につとめたいと思います。以上です。
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